エアアジア、中国での合弁会社設立計画を白紙化

エアアジアが締結していた、2017年5月に中国のエバーブライト(光大国際)、河南省政府ワーキンググループとともに格安航空会社を設立するとしていた覚書が失効したことがわかった。ザ・ストレーツ・タイムズやザ・スターなどが伝えた。

河南省の州都である鄭州を拠点とする計画で、専用のLCCターミナル、パイロットや客室乗務員などの訓練施設、メンテナンスやオーバーホール施設を整備する見通しだった。中国でLCCの設立ができれば、中国国外のLCCの中国初進出となる見通しだった。かつて、香港を拠点に設立を予定していたジェットスター・香港は認可が得られず撤退している。

マレーシア政府は政権交代後、中国政府の受注が確実視されていた、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道「イースト・コースト・レールリンク」の建設中止を発表するなど、中国政府への過度の経済依存からの脱却を進めている。

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