岡山県、「11府県ふっこう周遊割」を設定 ボランティアにも宿泊費助成

岡山県は8月31日から11月30日まで、周遊旅行の促進のため「11府県ふっこう周遊割」を設定する。

観光庁が、岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県の11府県を対象に創設した観光支援事業費補助金を活用するもので、豪雨による観光での風評被害を払拭するとともに、観光需要の早期回復を図る。

2府県連続かつ2泊以上の旅行が対象で、岡山県、広島県、愛媛県は1人1泊当たり6,000円、その他の府県は4,000円を上限に宿泊費を助成する。8月28日以降の予約に限り、京都市は対象外となる。

旅行者が企画旅行に参加し宿泊施設が申請する場合と、企画旅行以外で旅行者が申請する場合の2パターン設定しており、企画旅行の場合は、旅行会社が作成する販売実績報告書等を確認した上で、宿泊施設に支援金を交付する。企画旅行以外の場合は、宿泊証明書等を確認した上で、旅行者に支援金を交付する。企画旅行以外の場合は、1人1府県当たり延べ5泊を限度とする。

また、ボランティア活動の参加者が連続2泊以上した場合、岡山県内の宿泊で、1人1泊あたり宿泊費6,000円を上限に支援する。