運輸安全委員会、ジェットスター・ジャパン機の速度表示不良の重大インシデントの調査結果公表

運輸安全委員会は、2016年7月9日に中部国際空港の南南東約96キロの高度37,000フィート上空で、福岡発東京/成田行きのジェットスター・ジャパン502便(エアバスA320型機、機体記号:JA04JJ)の速度計表示の不具合が発生した重大インシデントで、調査報告書を公表した。

同日午前9時38分に、機長、副操縦士側両方の速度表示が一時的に不良となった。その後、高度25,000フィートまで降下して飛行を継続し、午前10時26分に東京/成田に到着した。乗員6名、乗客150名に負傷者はおらず、機体の損傷はなかった。

報告書によると、飛行中にピトー管が着氷したことが原因で、高高度まで発達した積乱雲の近傍に存在する氷晶域を飛行したことによる可能性が考えられるという。

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