プリンセス・クルーズ、LNG採用の新造船2隻を建造へ

ダイヤモンド・プリンセス

プリンセス・クルーズは、新たなクルーズ船2隻を建造することで、イタリアのフィンカンティエリと覚書を締結した。

液化天然ガス(LNG)を採用した、プリンセス・クルーズとして初の客船で、イタリア・モンファルコーネのフィンカンティエリの造船所で建造され、2023年後半と2025年春にそれぞれ引き渡される。総トン数は17万5,000トン。定員は最少時で約4,300人で、保有する客船で最大となる。船内施設やアメニティの詳細は後日発表する。

プリンセス・クルーズはすでに、フィンカンティエリに客船3隻を発注済みで、2019年10月にはスカイ・プリンセスが引き渡される。残る2隻は、2020年と2022年にも引き渡しを予定している。さらなる需要拡大と保有客船刷新戦略の一環として、親会社のカーニバル・コーポレーションも新造船20隻の建造契約を締結しており、いずれも2018年から2025年の引渡しを予定している。