シンガポールでのストップオーバー、ホテル送迎とSIMカード提供 空港会社と政観が共同で

シンガポール、チャンギ国際空港第4ターミナル

チャンギ・エアポート・グループ(CAG)は、「Changi Stopovers(チャンギ・ストップオーバーズ)」を提供すると発表した。

チャンギ・エアポート・グループとシンガポール政府観光局は、2年間に渡って320万シンガポールドルをかけて、プログラムを推進する。バスによる空港とプログラム参加ホテル間の送迎、10シンガポールドル相当のSIMカードを付与する。

シンガポールのチャンギ国際空港へは、100社以上の航空会社が約100カ国・地域の約400都市を結んでいる。乗り継ぎ客は全乗客の約30%を占め、2017年にトップとなったのはオーストラリアとインド間の乗り継ぎで、最大となる110万人以上が利用した。シンガポールを目的地としない、シンガポールでの24時間以上の滞在が対象となる。

チャンギ国際空港での24時間以内のシンガポール航空、シルクエアー間の乗り継ぎでは、「チャンギ・トランジット・プログラム」を提供しており、2社が発券した往復航空券で旅行する乗客に、最大40シンガポールドル相当の空港内で利用できるクーポンをプレゼントしている。ニュージーランド航空とスクートの一部便への乗り継ぎ、ニュージーランド航空発券の航空券も対象となる。