日立製のスコットランド向け鉄道車両、7月24日から営業運転

日立製のスコットレール車両(写真:オフィシャル)

日立製作所傘下の日立レールヨーロッパが英スコットレール(ScotRail)から受注していた近郊電車「AT-200(現地名クラス385)」が7月24日(現地時間)からエディンバラ~グラスゴー間に投入される。

日立はスコットレールより、合計70編成(4両×24編成、3両×46編成)を受注、今後順次スコットランドの主要都市を結ぶ路線に充当される予定。

エディンバラとグラスゴーを結ぶ区間はスコットランドで最も高い旅客需要が高い。新型車両導入に先立ち、同区間では8億5,800万ポンド(1,255億円)をかけ、電化工事が行われてきた。なお、営業運転に先立つ23日午後には、関係者向けお披露目の特別列車が運行される予定だ。

(写真:スコットレール提供)