JAL、特典航空券の制度変更 追加マイルで予約しやすく

日本航空(JAL)は、JALマイレージバンクの特典航空券の制度を変更する。

国際線では12月より、新サービス「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入する。従来はキャンセル待ちとなっていた場合でも、マイルを追加することで座席の確保ができるようになる。追加マイル数は空席状況に応じて変動する。

ファーストクラスは対象外で、エコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスのキャンセル待ちはできなくなる。基本マイル数には変更なく、基本マイル数で予約できるケースには変わりない。予約変更はできなくなり、旅程を変更する場合には、予約済みの特典航空券を取り消し、払い戻しの上、新たに希望の日程で予約する必要がある。国際線アップグレード特典、提携航空会社特典航空券、ワンワールド特典航空券はこれまで通りのルールとなる。海外発日本経由旅程を廃止する。

例えば、東京〜ホノルル線では従来は片道20,000マイルのところ、基本マイル20,000マイルに加えて最大94,000マイルを追加した、最大114,000マイルを利用することで、これまで予約できなかった場合でも利用できるようになる。一部路線では基本マイル数を従来より少なく設定し、日本〜シンガポール間では片道17,500マイルを12,000マイル、日本〜ホーチミン間では片道17,500マイルを13,000マイルにそれぞれ変更する。

国内線では10月4日より、予約申し込み期限をこれまでの搭乗日4日前から搭乗日前日まで延長する。これまで通り、搭乗日当日に予約便より早い時間の便に空席がある場合、変更手続きができる。

⇒詳細はこちら