ANA、8月から燃油サーチャージ引き上げ 欧米往復28,000円

全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を8月・9月発券分で引き上げる。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めており、4月から5月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均87.70米ドル、1米ドル108.59円だったため、円貨換算額は9,523円となった。

日本発旅程ではいずれも片道あたり、韓国線は1,000円、中国・台湾・香港・マカオ線は3,500円、ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン線は4,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は6,500円、インドネシア・インド・ハワイ線は8,500円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は14,000円となる。

■燃油サーチャージ額(8月〜9月/日本発旅程・片道)
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 10,500円⇒14,000円
ハワイ・インド・インドネシア 6,000円⇒8,500円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 4,500円⇒6,500円
ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン 3,000円⇒4,000円
中国・香港・台湾・マカオ 2,500円⇒3,500円
韓国 500円⇒1,000円

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