JAL、乗務中の客室乗務員が飲酒 国交省は厳重注意

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日本航空(JAL)は、5月22日のホノルル発大阪/関西行きのJL8791便(ボーイング787-8型機、登録記号:JA832J)で、乗務中の客室乗務員が運航規程に違反し、機内で飲酒したことを明らかにした。国土交通省はJALに対して厳重注意した。

同便は、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港を日本時間5月23日午前5時15分に出発し、関西国際空港に同日午後1時59分に到着した。乗員10名、乗客87名が搭乗していた。

5月31日に乗客から、JALのお客さまサポート室にメールで指摘を受け、6月1日に当該客室乗務員に確認したところ飲酒の事実を認めたとしている。この客室乗務員は2017年4月に入社し、バンコク空港所の客室乗員セクションに所属しており、乗務歴は8ヶ月。ただちに乗務停止とし、処分を検討している。運航規程では、乗務開始の12時間前から運航終了まで一切の飲酒をしてはならないと定めている。

JALでは、乗務前の飲酒を含む体調確認や客室本部長通達による事例の周知と規程遵守の再徹底などを行い、再発を防止に取り組む。

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