楽天トラベル、リニューアルを来年に大幅延期 加盟施設などの間で動揺広がる

楽天トラベルは、9月を目途としていたリニューアルを来年へ大幅に延期する。

楽天トラベルの広報によると、「宿泊施設とユーザーにとって使いやすいシステムにすることを検討する中で、当初の想定より多くの改善案が出てきている」としており、充分満足できるサービスを提供するために延期するとしている。リニューアル時期は来年としたものの、詳細は未定だという。一部の宿泊施設などのパートナー担当者の間では2月のようだという声も聞かれている。

APIの仕様変更の有無についても、「現時点でお伝えできる事実はございません。仕様変更がある場合は、速やかにパートナー様にご案内させていただきます。」(広報)としており、楽天トラベルのAPIを活用して事業を行っている事業者の間でも動揺が広がっている。

楽天トラベルでは加盟宿泊施設には周知したものの、投資家など一般に向けた発表は行っていない。