ヒノキヤグループ、訪日外国人向けホテル事業に参入 東京・町屋にホテル開業

レジデンシャルホテル IKIDANE 町屋

ヒノキヤグループの子会社であるフュージョン資産マネジメントは、訪日外国人向けホテル事業に参入し、「レジデンシャルホテル IKIDANE 町屋」を4月28日に開業した。

1部屋に4名から6名が宿泊できる宿泊施設が不足していることや、6月に施行される住宅宿泊事業法(民泊新法)の影響を予測し、アジアのファミリー層をターゲットとした。インテリアには和のテイストを取り入れ、ベッドと畳がある部屋も設けている。地上7階建てで、6人部屋6室、5人部屋12室、4人部屋1室を備える。

企画・開発は霞ヶ関キャピタルが手がけ、ホテルを活用したポートフォリオに構築とファンドなどへの組み入れでの連携も視野に入れる。集客と運営は訪日外国人向け観光情報サイト「IKIDANE NIPPON」を運営するIKIDANEに委託する。フュージョン資産マネジメントではホテル事業を推進し、今後も複数の開発案件に取り組むという。