ANA、ボーイング787型機の運航の影響精査 耐空性改善通報で

全日本空輸(ANA)は、4月18日、ボーイング787型機のロールス・ロイス社製エンジンに関して、国土交通省航空局より4月17日付で耐空性改善通報が発行されたことから、運航への影響を精査していると発表した。

対象となるのは国際線で運航している一部機材で、4月20日の東京/羽田〜シドニー線の1往復2便で機材を変更する。4月21日以降の影響は改めて発表する。機材変更に伴い、ビジネスクラスの座席仕様の変更、プレミアムエコノミークラスの設定がなくなる場合があるとしている。

ANAでは、万が一、飛行中にエンジン1基に不具合が生じた場合でも、一定時間以内に代替空港への着陸が可能な航路にて運航するという運航方式の条件を変更するもので、運航の安全性をより確実にするための指示であることから、運航の安全性には問題ないという。

詳細はこちら