ピーチ、レカロ社製の最新シート導入 背もたれが15度倒れた状態の「プレリクライニングシート」

ピーチは、2019年に導入する24号機より、RECARO Aircraft Seating(レカロ・エアクラフト・シーティング)社製の最新モデルのシート「SL3510」を導入する。ドイツ・ハンブルクで開催された「Aircraft interiors EXPO」で発表した。

人間工学に基づいたプレリクライニングシートで、北東アジアの格安航空会社(LCC)では初めて導入する。背もたれが15度倒れた状態で固定されており、座席構造をスリム化することで、足元のスペースが拡大したほか、軽量化などが支持され、すでに12万席以上が販売されている。

主要顧客層である20代から30代の女性の従業員を中心とした、部門横断型の機内座席選定プロジェクトチームを2017年4月に発足させ、座り心地や耐久性に加え、乗客の声などを総合的に評価して導入を決めた。

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