外務省、ビザ業務を合理化 スマホアプリ活用で所要時間5分の1に

外務省

外務省は、在中国日本国大使館で、スマートフォンなどのアプリを使った査証(ビザ)業務の合理化を始める。

これまでは申請者が手書きで入力していた査証の申請書を撮影することで、氏名やパスポート番号を自動入力することができるスマートフォンのアプリを活用する。申請者の手間が省けるほか、大使館での処理プロセスも短縮され、所要時間は5分の1になるとしている。特に業務量が多い中国で試験活用を行い、各国への展開を目指す。

また、旅券発給管理システム、査証事務支援システム、在留届等管理システムの3つのシステムを統合したほか、在留届と「たびレジ」のシステムを連携することで、邦人保護作業が効率化されるほか、保守コストも約7億円削減できるという。