フェリーさんふらわあ、新造船「さんふらわあさつま」を5月15日から大阪〜志布志航路に投入

さんふらわあさつま

フェリーさんふらわあは、大阪〜志布志航路に投入する新造船2隻のうち1隻目「さんふらわあさつま」を、5月15日大阪発から就航させることを決めた。

客室は117室で、8割以上となる94室は個室となる。全個室にシャワー、トイレ、洗面台、冷蔵庫を設置し、エアコンも部屋ごとに温度調節できる。最上級客室となるスイートルームを初めて設置し、バスタブや専用バルコニーも備えた。ペットも一緒に乗船できる「ウィズペットルーム」もデラックスルームとして設け、ドッグランも設置した。

パブリックスペースにデジタルサイネージを設置し、船内情報や観光情報を提供する。3フロア吹き抜けとなる現行船の2.5倍の広さを誇るエントランスホール内のアトリウムでは、四季、海、宇宙などのプロジェクションマッピングを楽しめる。船内Wi-Fiでは最大100タイトルの映画を、スマートフォンやタブレット端末で楽しむことができる。

レストランは現行船より約2割増の206席を設け、バイキングメニューもリニューアル。九州の地元食材やさんふらわあカレーといった食事のほか、単品メニューも提供する。展望大浴場は現行船の1.7倍となり、24時間利用できるシャワールームも設ける。

予約開始は3月15日午前9時から受け付ける。2隻目となる新造船「さんふらわあきりしま」は今夏にも就航する計画で、大阪〜志布志航路は新造船2隻体制となる。

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