野村不動産ら、バンコクでサービス・アパートメント運営 IHGの「ステイブリッジ・スイート」を展開

野村不動産とオリジン・プロパティは共同でサービス・アパートメント事業に参画し、タイ・バンコクのトンロー地区にインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)のブランドである「Staybridge Suites(ステイブリッジ・スイート)」を展開する。

「Staybridge Suites Bangkok Thonglor(ステイブリッジ・スイート・バンコク・トンロー)」は、地上31階建てで、部屋数は303戸。運営業務はIHGに委託する予定。アクセスはBTSのトンロー駅へ徒歩10分。高速道路に近く、スワンナプーム国際空港やバンコク東部の工業団地エリアへのアクセスにも優れている。日本食レストラン、日本食スーパー、日本語に対応する総合病院も近い。2019年第4四半期の竣工を予定する。

バンコクのサービス・アパートメント市場はこの数年高い稼働率で推移しており、登録外国人駐在員の中で最多の約24%を占める日本人は、製造業を中心とした日系企業の進出により年々増加しているという。

両社は8月にバンコクで分譲住宅プロジェクトなどで共同事業を組成している。野村不動産グループは中長期経営計画で、2025年3月期までにアジア諸国を中心とした住宅・賃貸事業で約3,000億円の投資を計画している。