WILLERと台湾の国光汽車客運、ジョイントベンチャー設立 WILLERビークルを台湾で運行

WILLERと台湾の国光汽車客運は、ジョイントベンチャーの設立に合意した。12月22日に国光客運台北バスターミナルで事業提携契約書への調印式を行った。

WILLERは国光汽車客運の完全子会社である国光暇期旅行社へ出資し、商号を国光威楽暇期旅行社に変更する。台湾でWILLERビークルサービスを展開するほか、国光汽車客運の高速バスやWILLERビークルを活用した台湾旅行スタイルの提供、国光汽車客運の高速バスやターミナルを活用した新しい広告媒体の開発と提供を目指す。

WILLERの村瀬茂高代表取締役は「私たちWILLERが日本で展開してきた『安心』『ユニーク』『顧客との信頼』をもとに、顧客と一緒に、洗練されたこれまでにない世界観の旅行を、台湾に訪れるすべてのトラベラーへ提供していきたい。」、国光汽車客運の王應傑副会長は「台湾から日本への旅行者の数に比べ、日本から台湾への旅行者の数が少ない。昨今、台湾政府は日本人旅行者の増加に力を入れており、私たちも連携してこれを推進していきたいと考えている。そこで、WILLERが開発している個人旅行向けの「WILLERビークル」を活用し、グローバルなお客様に対応できるサービスを提供していきたい。また、台湾の限られた都市だけでなく、地域の良さを旅行者に伝え、台湾観光業界の発展に貢献したいと考えている。」とコメントした。

WILLERビークルはすでにベトナムで運行している自動車で、大型モニター、スピーカー、冷蔵庫、多言語対応コンシェルジュサービス、GPSと連動した観光ガイド、無料Wi-Fi、充電用USBポートなどを備えている。

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