ビザ、W杯ロシア大会の旅行者と支出予測発表 旅行者は30万から50万人増加

ビザは、2018年に開催されるFIFAワールドカップロシア大会の旅行者と支出予測を発表した。

発表された支出動向予測によれば、FIFAワールドカップ開催期間中の2018年6月と7月のロシアへの旅行者は、30万人から50万人増加する見通しとしている。過去4年間、この時期の外国人旅行者数は平均430万人だった。過去4回のFIFAワールドカップのデータに基づくと、ロシアを訪れる外国人旅行者は6%から10%増加し、内訳は69%がヨーロッパ、12%がアジア太平洋、南北アメリカから8%となる見通し。チケット需要の50パーセント近くは開催国のロシアよるもので、それ以外ではアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、コロンビア、ドイツ、インド、メキシコ、アメリカが大きな割合を占めている。

2014年のFIFAワールドカップブラジル大会のデータでは、大会観戦者は一般旅行者の平均支出額を31%上回った。レストランは25%以上、交通機関は10%以上、宿泊施設は10%近く上回っているという。

ビザはFIFAワールドカップの公式決済サービスパートナーとして、旅行者にシームレスな決済サービスを提供する。