JR九州高速船、日韓航路に新型高速船 水戸岡鋭治氏デザイン

JR九州高速船とオーストラリアの造船会社AUSTALは、日本と韓国を結ぶ航路に投入する新型高速船の建造に向けて協議を開始することに合意した。

現行のビートルの2倍以上の座席を設けた80メートル級のトリマラン(三胴船)とし、回遊性のある船内空間のほか、売店や免税店の充実を図ることを目指す。デザインは「ななつ星 in 九州」や「JR KYUSHU SWEET TRAIN 或る列車」などを手がけた、ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏に依頼する計画とした。2020年にも導入を見込む。

JR九州高速船は、釜山と博多の間を結ぶ高速船を運航。213キロの距離を所要時間は約3時間5分で結んでいる。船体を海面から2メートル浮き上がらせて翼走することから、波の影響を受けずに高速で運航することができる。就航から26年で約600万人以上が利用した。

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