JAL、春秋航空日本の安全品質向上をサポート 包括的に整備受託へ

日本航空(JAL)と春秋航空日本は、春秋航空日本の安全品質の向上を目指してJALがサポートすることに合意した。

春秋航空日本からの要請によるもので、安全基盤の強化に向けて、JALのオペレーションに関するノウハウの提供などを行う。現在、春秋航空日本は機材整備の大半を自社で行っており、一部整備はJALエンジニアリングが受託している。今後、包括的に整備業務をJALエンジニアリングが受託する準備を進める。

JALでは、日本の格安航空会社(LCC)マーケットの発展を目的とし、春秋航空日本の支援を行なうことでLCCの安全品質の向上を図るとしており、春秋航空日本の安定的な運航維持を実現することで、中国マーケットからの訪日需要拡大にも繋げたいとしている。春秋航空日本では、安全確保を維持しつつ、事業拡大を目指す。

春秋航空日本は、中国初の民間LCCである春秋航空のグループ会社として2012年9月に設立。2014年8月に国内線への就航を開始し、現在は東京/成田〜札幌/千歳・広島・佐賀・武漢・重慶・ハルビン・天津線の7路線を運航している。

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