エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO、自伝「Flying High」を発売

エアアジアのグループ最高経営責任者(CEO)であるトニー・フェルナンデス氏が、自伝となる書籍「Flying High」を出版した。

トニー・フェルナンデス氏は、ヴァージン・コミュニケーション・ロンドン、ワーナーミュージックグループ各社を経て、1999年にワーナーミュージック・サウスイーストアジアの副社長に就任。2001年にTune Airを設立し、負債を抱えていたエアアジアを1マレーシア・リンギット(約0.28円)で買収し、負債と250名の従業員、ボーイング737-300型機2機を引き継いだ。エアアジアはその後躍進を続け、2年で負債を完済した。2010年にはASEANで唯一、「フォーブスが選ぶ100人」に選ばれている。現在は200機以上を運航し、総搭乗人数は4億人を超えている。

10月29日には、共同出資者のカマルディン・メラヌン氏、エアアジアXのベンヤミン・イスマイルCEO、エアアジア・マレーシアのアイリーン・オマルCEOらが発表会に駆けつけ、出版を祝った。

価格は86.95マレーシアリンギット(税込)。大手書店やエアアジア機内、BIG DUTY FREEなどで販売している。日本のアマゾンでも販売しており、Kindle版は2,872円、ペーパーバックは2,395円、ハードカバーは3,102円(いずれも税込)。

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