台風22号、本州の南を進む 航空便は遅延や欠航の可能性も

気象庁によると、台風22号は10月29日午前11時現在、足摺岬の南南東約160キロにあり、時速35キロで東北東に向けて進んでいる。

中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速30メートルで、最大瞬間風速は秒速45メートル。秒速25メートル以上の暴風域は全域150キロ、秒速15メートル以上の強風域は北側560キロ、南側390キロ。この後は速度を上げ、本州の南を通過するとみられている。

全日本空輸(ANA)グループでは、29日に福島、東京/羽田・東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、静岡、八丈島、松山、高知、高松、徳島、対馬、大分、宮崎、鹿児島を発着する便で、遅延・欠航・他空港への着陸や出発地への引き返しの可能性があるとしている。その他の空港を発着する便も、航空管制指示により遅延が発生する可能性があるとしている。

日本航空(JAL)グループでは、29日に名古屋/中部、南紀白浜、大阪/関西、広島、岡山、高松、高知、松山、大分、宮崎、鹿児島、種子島、屋久島、奄美大島を発着する便で、遅延・欠航・他空港への着陸や出発地への引き返しの可能性があるとしている。

(画像:気象庁)