東京銀座朝日ビルディング竣工、来年1月に「ハイアット セントリック 銀座 東京」開業

朝日新聞社が開発を進めていた、「東京銀座朝日ビルディング」が10月15日に竣工した。

旧東京朝日ビルディングの建替えで2016年2月に新築工事に着手ししており、「東京銀座朝日ビルディング」の3階から12階部分には「ハイアット セントリック 銀座 東京」が2018年1月22日に開業する。1階と2階部分には、国内最大級となる「ロレックス ブティック レキシア 銀座並木通り本店」が11月15日、1955年創業の老舗セレクトショップ「サンモトヤマ銀座本店」が11月17日、現店舗の建替えにより「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」が2018年1月20日にそれぞれオープンする。

「ハイアット セントリック 銀座 東京」 はアジアに初進出するブランドで、35平方メートルの「スタンダード」、47平方メートルの「デラックス」は、部屋の中心にメイクアップやワーキング、ダイニングなどの多目的な機能を備えた「マルチファンクションテーブル」を配し、開放的な空間とした。77平方メートルの「ジュニアスイート」は並木通りに面しているほか、127平方メートルと最も広い最上階の「ナミキ スイート」は銀座の街を一望できるテラスやダイニングスペースも設けている。3階にはバー、4階にはレセプションとライブラリー、宿泊者専用のフィットネスルームも設けている。

朝日新聞社は、子会社の朝日ビルディングに東京銀座朝日ビルディングを賃貸し、朝日ビルディングが全館を管理する。ホテルエリアはオリックス不動産が賃貸し、ハイアットの関連会社であるハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッドとホテル運営受委託契約を締結する。総事業費は解体費用を含めて約140億円だった。

(画像:石黒写真研究所/1枚目)