大阪環状線の103系電車、48年の歴史に幕 201系も来年度に引退へ

JR西日本は、大阪環状線で運行する103系電車を、10月3日をもって引退させた。

2013年度から行っている「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2016年12月から開始している新型車両323系の導入が進んだことから引退が決まった。103系は1969年から約48年間に渡って、大阪環状線で運転を行っていた。

玉造駅近くの103系電車をモチーフとした商業施設「ビエラ玉造」の屋上では、「キッズファースト保育園」の園児による「103系電車おわかれ会」が開かれ、103系の通過にあわせて、園児達が旗を振って見送った。最終列車は京橋駅に午前11時19分に到着した。

2005年以降に大阪環状線への投入を開始した201系も、2018年度を目途に323系に置き換えることを計画している。