宿泊施設にペイパル請求書を簡単に送付できるサービス提供開始 事前決済でリスク軽減

PayPal(ペイパル)とコネクター・ジャパンは、宿泊施設向けにペイパル請求書を簡単に送付できるサービス「BILLIEF」の提供を開始した。

宿泊施設の泊施設の予約情報を元に、宿泊客のメールアドレスへ、ペイパル請求書をかんたんに作成・送信できるサービスで、宿泊施設では処理時間をかけることなくペイパル支払いの請求書を宿泊客に送信し、事前決済を促すことができる。これにより、現地払い予約者のノーショーや直前キャンセルリスクを低減させることができる。コネクター・ジャパンでは、従来よりメールで送信できる請求書ツールの提供を行ってきたものの、宿泊施設側が手動で請求金額の入力や送信をする必要があるため、利用が限られていたという。

コネクター・ジャパンは、2013年に創業した宿泊施設向けのITサポートを手掛けるITソリューション企業。ペイパルは1998年にアメリカのシリコンバレーで創業、200カ国・地域以上で、100通貨以上の決済や56通貨での銀行口座への入金、25通貨での支払いの受け取りが可能なネット決済を提供している。