アシアナ航空機の広島空港着陸失敗、機長資格取り消しなどの処分 アシアナ航空には課徴金

韓国の国土交通部は、2015年4月14日のソウル/仁川発広島行きのOZ162便が広島空港の着陸に失敗した事故で、行政処分を発表した。

7月19日に開催した行政処分審議委員会で決定したもので、機長の資格取り消しと副機長の180日の資格停止、アシアナ航空には9億韓国ウォン(約8,988万円)の課徴金の支払いを求めた。

OZ162便は通常より低い高度で広島空港へ着陸を試みたため、機体後部が着陸を誘導する設備に接触した。乗員8人と乗客74人は脱出用シューターを使用して緊急脱出を行った。乗客20人以上がけがをした。

この他にも韓国国土交通部は、大韓航空、チェジュ航空、ティーウェイ航空に7件の航空法違反で、合計30億ウォンの課徴金などの行政処分を発表している。

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