ターキッシュエアラインズ、アメリカ直行便での電子機器持ち込み制限解除

ターキッシュ・エアラインズは、イスタンブールのアタトゥルク国際空港からアメリカへ向かう便で行われていた、電子機器の機内持ち込み禁止措置が解除されたことを明らかにした。これにより、ノートパソコンやタブレット、カメラなどの全ての電子機器を機内に持ち込むことができる。

アタトゥルク国際空港にX線と超音波を用いた新たなセキュリティ装置が設置されたことに伴うもので、機内持込制限が行われていた102日間、1,087便で81,736個の電子機器が搭乗口で預けられた。預けられた電子機器のうち75%がノートパソコンやタブレット端末、25%がデジタルカメラやGPS機器、Kindleだった。ビラル・エクシ最高経営責任者(CEO)はTwitterで、イギリス便での制限解除もできるだけ早く得られることを期待するとコメントした。

アメリカ政府は、トルコ、ヨルダン、エジプト、クウェート、カタール、モロッコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の8ヶ国からアメリカへ向かう直行便を対象に、携帯電話より大きな電子機器の機内持ち込みを禁止すると、現地時間3月21日に発表していた。エティハド航空、エミレーツ航空でもすでに電子機器の機内持ち込み禁止措置が解除されている。

■関連記事
アメリカとイギリス政府、中東などからの直行便でPCやタブレットなどの機内持ち込み禁止

詳細はこちら