JAL、ボーイング787-9型機に新「JAL SKY SUITE」導入 7月末からクアラルンプール線投入

日本航空(JAL)は、新たな「JAL SKY SUITE」仕様のボーイング787-9型機「JAL SKY SUITE 787(スカイスイート787)」を導入する。

ビジネスクラスには2016年6月に導入した「JAL SKY SUITE Ⅲ(スカイスイートスリー)」を採用することで、席数を現行より増やす。座席配列は「1-2-1」で、フルフラット状態のでの全長は約198センチ、ベッド幅は約53センチで可動式アームレスト収納時は約74センチ、シート幅は約51センチ、個人用モニターは17インチ。全シートにユニバーサルPC電源、USBポート、4段階調整ができるLEDライトを装備している。

プレミアムエコノミークラスには「JAL SKY PREMIUM(スカイプレミアム)」は、「2-3-2」の横7席を配置。座席ピッチは約107センチ、座席幅は約49センチ、個人モニターは12.1インチ。前の座席の背もたれが倒れてこないFIXED BACK構造で、座席間にはディバイダーも設置している。基本的なデザインや機能は既存「JAL SKY SUITE 777」、「JAL SKY SUITE 787」の座席と同様となる。

エコノミークラスは座席ピッチ(前後間隔)を約5センチ拡大した「JAL SKY WIDER(スカイワイダー)」を採用する。座席配列は「2-4-2」の横8列で、座席ピッチは約84センチ、座席幅は約48センチ、個人モニターは10.6インチ。

機内エンターテインメントシステムは最新の「MAGIC-Ⅵ」、全てのトイレは温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」を装備している、

7月31日より東京/成田〜クアラルンプール線のJL723便とJL724便に火曜を除く毎日、東京/成田〜大連線は火曜のみ投入する。導入路線を拡大する。時刻表上では、「SS9Ⅱ」を表記する。

詳細はこちら