大阪・西九条に「SEKAI HOTEL」開業 ”クラウドホテル”構想で空き家活用

中古住宅のリノベーションを手掛けるクジラ、民泊と旅館業をおこなうOtomari、サイバーポート、Chinese Language School、フォーカスクライド法律事務所、特定非営利活動法人ARCOは、大阪・西九条に「SEKAI HOTEL」を6月15日に開業する。

従来ホテルが持つ、フロント、宿泊、飲食、物販、アクティビティなどの機能を一つの大規模な建物の中に納めるのではなく、点在する空き家を再活用しながら、町全体にホテルとしての機能を持たせるという「クラウドホテル」構想を掲げている。

客室数は6室で、4名から10名に対応。最大収容人数は32名。年内に8室まで拡大する計画。フロントはエリア内に設けており、観光ガイドやオリジナルグッズの販売も行う。2018年には近隣飲食店との連携や、客室清掃メンテナンスなどの人材雇用を開始する見込み。

USJに隣接した地域であることからポテンシャルが高いものの、長屋や再建築ができない中古住宅が多く、用地の取得が困難であるため、大規模な再開発ができない状態だったものの、中古住宅のリノベーションを行うことで、整備を進めた。

詳細はこちら