中東や湾岸地域の状況懸念、カタールと10カ国が断交 外務報道官談話

外務省は6月9日、中東や湾岸地域の状況を懸念しているとの外務報道官の談話を発表した。

6月5日に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトの4カ国がカタールとの外交関係断絶を発表し、イエメン、モルディブ、リビア(東部勢力)、モーリタニア、モーリシャス、コモロも続いた。ヨルダンは外交レベルを引き下げることで双方大使の帰国、ジブチとセネガルは自国大使の召還を決めた。

サウジアラビア、UAE、バーレーンは、巡礼者を除くカタール国民の14日以内の出国と自国民のカタールへの渡航禁止、国境閉鎖、船舶や航空機の領域通過禁止措置をおこなっている。