在マレーシア日本国大使館、テロ攻撃などの事件に注意呼びかけ イスラム国戦闘員死亡で

マレーシア国家警察長官は、マレーシア人のイスラム国(ISIL)戦闘員が、4月末にシリア国内で死亡したことを確認したと発表し、マレーシア国内で逮捕されたISIL関連の容疑者の多くに指示を与えていたと報道されていることを受け、在マレーシア日本国大使館は、テロ攻撃を含めた事件に警戒するよう呼びかけている。

現時点で影響は不明であるものの、5月27日から6月25日まではラマダン期であることから、空港や駅などの観光地、繁華街、欧米人や観光客が多数出入りするオープンカフェ等では、事件や事故に対する警戒心を忘れないよう求めている。死亡した戦闘員は、2016年6月にクアラルンプール市郊外のプチョン地区で発生した手榴弾爆破事件の首謀者とされている。

海外へ渡航する際には、3ヶ月未満の旅行や出張では「たびレジ」、3ヶ月以上の滞在では在留届を提出するよう呼びかけている。