イタリアへのシェンゲン協定国からの出入国管理、一時的に再開 5月10日から30日まで

イタリア国家警察

イタリア国家警察は、5月26日と27日に開催される、G7タオルミーナ・サミットの安全対策の一環として、5月10日から30日まで、イタリア国境のシェンゲン協定国との出入国管理を一時的に再開する。

飛行機のほか、車、列車、船などでの出入国の際には、必ずパスポートや滞在許可証の携帯が必要となる。

シェンゲン協定とは、加盟国に最初に入国する際に入国審査が行われ、その後の加盟国内での移動では入国審査が行われない制度。加盟国は、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタインの26カ国。

G7は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7カ国の財務相、中央銀行総裁が年に数回集まる会議。