京王電鉄、新宿泊特化型ホテルブランド「京王プレリアホテル」を展開 京都・札幌にオープン

京王電鉄は、宿泊特化型のアッパーミドルホテルとなる「京王プレリアホテル」を展開すると発表した。2018年秋に京都、2019年夏に札幌にオープンする。

京王電鉄が展開するホテルは、都市型総合シティホテルの「京王プラザホテル」、ビジネス利用をターゲットとした「京王プレッソイン」の2つのブランドで、「京王プレリアホテル」は日本人の観光・レジャー客をメインターゲットとしながら、訪日外国人やビジネス目的の利用者の取り込みも目指す。客室はツインルームを主体とし、ダブルルーム、トリプルルームなども備える。客室面積は18平方メートルから26平方メートル程度、客室規模は300室程度を計画している。立地に応じて大浴場、クオリティの高い朝食を提供するレストランを設ける。

1号店となる「京王プレリアホテル京都烏丸五条(仮称)」は10階建て、2号店となる「京王プレリアホテル札幌(仮称)」は17階建てのホテルを建設する。京都には開業準備室を開設しており、5月末には新会社となる京王プレリアホテル京都を、京王電鉄が100%出資して設立する予定。札幌での運営は、京王プラザホテル札幌が行う予定。