エアバスA380型機に新客室装備オプション エコノミークラス横11席配置などで約80席追加可能に

エアバスは、エアバスA380型機向けの新客室装備オプションを提供すると発表した。

客室前方の階段をドア1からドア2に移動し、2階に上がる階段の入り口と乗務員休憩室に下りる階段の階段を組み合わせることで20席、従来のドア1の中2階のコックピット裏側にある運航乗務員休憩室を移動し、客室乗務員休憩室と結合させることで3席、エアバスとパートナーが開発した、18インチの座席幅を確保しながら、メインデッキに「3-5-3」配列で横11席を配置できる仕組みを取り入れることで23席、客室後方の螺旋階段を四角い直階段にすることで14席とカート2台、アッパーデッキ両端の収納スペースを取り除くことで10席、メインデッキに横9席のプレミアム・エコノミーを配置することで11席を追加できるようになる。これにより、航空会社の収益性が大きく向上させることができる。

現在、エアバスA380型機を運航する航空会社の標準座席数は497席で、これらのオプションを取り入れることで、4クラス575席に増加することになる。