中部国際空港、新LCCターミナルビルの整備計画を発表 10スポットを整備

中部国際空港は3月31日、2019年度上期に供用を開始する予定の新ターミナルビルの整備計画を発表した。

延床面積は40,000平方メートル、2階建てでチェックイン棟とコンコース棟の2棟構成。スポット数は合計10スポットとなる。立体駐車場に直結し、バス乗降場をターミナルの前面に設ける。出発階は2階、到着階は1階で、チェックインから搭乗ゲートまで階層移動がなく、直線的でわかりやすい導線とした。年間旅客取扱数は国際線300万人、国内線150万人の計450万人。

「エプロンルーフ」による徒歩搭乗を行うことができるほか、航空機の自走出発が可能で、国際線と国内線の容易な切り替えができるスポットを配置する。今後の可能性も考慮し、大型機にも対応したマルチスポットを整備し、コンコース棟の延伸、スポット増設にも対応できる用地を確保する。