ANA、現役パイロットの航空大学校への派遣拡大 4月から

全日本空輸(ANA)と航空大学校は、4月1日より航空大学校仙台フライト課程に、ANAの現役パイロットを教官要員としての派遣を拡大することで合意した。

2014年12月より、ANAは現役機長を仙台フライト課程に派遣している。仙台フライト課程は、計器飛行方式で訓練を実施する最終課程で、教官として学生の指導に直接携わることにより、エアラインパイロットとして必要な能力の向上などをサポートする。

近年、航空需要が増大していることや、2030年頃にはパイロットの大量退職が見込まれることから、パイロットの養成の拡充が課題となっている。航空大学校では2018年度より、定員数を現在の72名から108名に増員することを予定している。

詳細はこちら