ANA、燃油サーチャージを4月から値上げ 欧米往復14,000円

全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月発券分から値上げする。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めており、2016年12月から2017年1月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均64.43米ドル、1米ドル115.37円だったため、円貨換算額は7,434円となった。2016年4月から2017年1月までの10ヶ月間は6,000円を下回ったため、燃油サーチャージを徴収していなかった。

日本発旅程ではいずれも片道あたり、韓国線は200円から300円、中国・台湾・香港・マカオ線は500円から1,500円、グアム・フィリピン・サイパン・ベトナム線は1,000円から2,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は1,500円から3,000円、インドネシア・インド・ハワイ線は2,000円から4,000円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は3,500円から7,000円にぞれぞれ増額となる。日本発旅程で東京/成田〜メキシコシティ線を利用する場合のみ、片道3,500円となる。

国内航空各社は、2月から国際線全路線で燃油サーチャージの徴収を開始している。

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