JR四国、新型特急型気動車が完成 各座席には電源も完備

shikoku

JR四国は、予讃線・土讃線・高徳線に投入する2600系特急形気動車が完成したと発表した。

現在3路線で使用している2000系特急型気動車の老朽化により置き換えを図るもので、完成車両は2両編成を2編成の計4両。2月15日に高松運転所に到着する見込み。

デザインコンセプトは「Neo Japonisme(ネオジャポニスム)」で、日本の伝統意匠を現代風にアレンジし、安らぎと先進性をあわせ持たせた特急車両とした。エクステリアは四国の豊かな自然「青と緑」に映えるディープレッドを基調としたカラーリングとし、吉兆の伝統配色「赤と金」で彩っている。インテリアデザインも和柄をモチーフとした装飾を、ドアやシートのアクセントデザインに用いている。

各座席には電源、可動式枕、ドリンクホルダー、コートフックを設置し、テーブルも大型化した。また、客室照明はLEDを採用し、トイレは車椅子に対応した多機能トイレとなっている。ベビーベッド、ベビーキープ、フィッティングボードも設置した。

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