在広州日本国総領事館、ガラス片の落下に注意して生活するよう注意喚起

在広州日本国総領事館

在広州日本国総領事館は、ビル管理費用の削減のため、ガラス製の外壁メンテナンスが十分に行われず、ガラスの外壁が剥がれる事故が複数回発生していることから、邦人に対して頭上から割れたガラスが落下してくる可能性を念頭に置いて生活するよう注意喚起を行った。

11月29日付の現地紙の羊城晩報は、広州市中心部の大型商業ビル「太古匯」で同様の事故が、過去5年間で少なくとも7階発生していることがわかっている。2014年11月には、割れたガラス片が13台の車両に降り注ぎ、車両のサンルーフやリアガラスが割れる被害が生じている。メンテナンス費用が高額であるため、補修期間経過後に自発的にメンテナンスを実施しているビルは5%に満たないのではないかと伝えている。

在広州日本国総領事館では、ビル下に規制線が張られている場合は頭上に注意して歩行するなど、ガラス等の落下事故に注意するよう呼びかけている。