山陰の美しい海辺を望む駅、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」運行にあわせ改築

東浜駅

2017年に運行開始を予定している「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」では、運行コースのひとつである「山陽・山陰コース」の立ち寄り観光地として、山陰本線の東浜駅に停車する。これにともない、JR西日本は東浜駅舎の改築を実施する。

新たな駅舎のデザインは、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を監修している浦一也氏が担当する。ゲートをステンレス製の鏡面天井、待合室を全面透明ガラス窓にすることで、海辺の風光明媚な風景に溶け込むデザインとした。あわせて、駅前の浦富海岸の景色を楽しめるよう、遊歩道や東屋を新設し、駅前広場の整備を行う。

さらに、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の旅を演出するひとつとして、同じく浦氏の監修による旧保育所施設を改修したレストラン「AL MARE(アルマーレ)」を開設する。イタリア語で海辺を意味するこのレストランでは、雄大で美しい海を望むテラス、高い天井の広々としたダイニングスペース、アプローチに沿って整備された庭園、そして調理室の一部には石窯を設置し、地元の新鮮な素材を生かした料理を楽しむことができる。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の「山陽・山陰コース」の3日目の立ち寄り地「東浜駅周辺エリア」では、世界ジオパークにも認定された、駅前に広がる日本の原風景とも言うべき美しい浦富海岸の眺望と地引網の実演を楽しむことができる。

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