静岡空港、旅客ターミナルビルを増築 1時間に最大3便の国際線発着に対応へ

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静岡空港は利便性向上や利用促進を図るため、旅客ターミナルビルの増築・改修工事を実施する。

現在の旅客ターミナルビルの西側に、国内線機能を集約したビルを増築する。さらに、現在の旅客ターミナルは東側を増築し、国際線の機能を集約する。国際線については、航空会社からの就航希望に対応できるよう、最大1時間に3便が発着できる設計となる。

デザインの特徴として、新築部の屋根については既存施設とのバランスや統一感と全体の景観の調和を図るため、庇のある平屋根とした。構造材として県産材を活用し、柔らかい和の雰囲気を醸し、くつろぎの空間を演出する。そのほか、飲食・物販スペースの拡充、ラウンジ・礼拝室の設置など、利用者向けのおもてなしも強化する。

増築後は床面積が約1.5倍となり、保安検査場や手荷物受け取りベルトコンベアの数も増え、利用者増加にも対応できる見込み。工事完成は2018年10月を予定している。

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