日本とカザフスタン間、直行便の就航可能に 航空取り決め合意

jpn

日本とカザフスタンは、航空取り決めに11月7日、合意した。日本からは石井啓一国土交通相、カザフスタンからはカスィムベク投資発展大臣が出席し、総理官邸で署名した。

日本側からはアスタナ、アルマティ、カラガンダの3地点、カザフスタン側からは東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部の3地点への乗り入れに合意。双方の企業とも週14便までの運航が認められる。

日本とカザフスタンの間は航空協定は未締結で、現時点で日本とカザフスタン間に直行便は就航していない。チャーター便は、2013年度と2015年度にいずれもボルガ・ドニエブル・エアラインズが2片道を運航している。ボルガ・ドニエブル・エアラインズはロシアの航空会社で、石油発掘機や特殊大型機械など特大貨物の輸送を得意とする航空会社。バイコヌール宇宙基地への人工衛星と付属部品を運搬する貨物便として運航した。

日本政府観光局(JNTO)によると、2011年から2014年まで、日本からカザフスタンへの渡航は約5,000人から6,000人、カラフスタンから日本への渡航は年々増えており、2011年には約1,000人だったものの、2014年には約3,000人となっている。

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