タイ・プミポン国王が逝去

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タイのプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が10月13日午後3時52分、シリラート病院で逝去した。

プミポン国王は1927年12月5日生まれの88歳。1946年に即位後、70年に渡って国王として在位。タイ国民が敬愛しする国王は、治安の安定にも寄与してきた。

テレビの一斉放送で首相府が発表したところによると、全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関、教育機関は10月14日より30日間半旗を掲揚し、全ての公務員、国営企業従業員、政府機関職員は10月14日より1年間喪に服す。一般国民は、適切な行動を考えて行動することを呼びかけた。

タイでは2014年5月にクーデターが発生し、軍が政権を掌握。憲法草案が国民投票で今夏に承認されたばかりで、2017年にも総選挙を行う見通し。タイの治安の安定に尽力してきたプミポン国王の逝去で、治安が悪化する可能性もある。