キャセイ、ジャンボ旅客機退役フライト運航 主力機支えた2人も退職

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キャセイパシフィック航空は10月1日、ボーイング747-400型機の旅客機のラストフライトを、東京/羽田発香港行きのCX543便で運航した。最終便の機材には、1995年にキャセイパシフィック航空に導入されたB-HUJが充当された。

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出発に先立ち、キャセイパシフィック航空のFacebook公式アカウントで開催されたキャンペーンで選ばれた10名が、コックピットやギャレー、機体外観を客室乗務員や整備士の説明を受けながら見学。142番ゲートでは、多くの航空ファンが早くから集まり、ボーイング747型が運航した時代の歴代ユニフォームを着た客室乗務員との記念撮影やドリンクサービスを楽しんだ。記念セレモニーでは、ジョン・グラハム機長とシャイワリー・ジットラコーンインフライト・サービス・マネージャーに花束を贈呈。ライオネル・クオック日本支社長の挨拶の後、クルー全員が記念撮影に応じた。香港や台湾のメディア関係者、航空ファンのほか、出発時には駐機場に多くの関係者も集まり、別れを惜しんだ。

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354名の乗客には記念品とシリアル番号が入った搭乗証明書を搭乗口で配布した。機長や客室乗務員は機内や降機後に乗客のサインや記念撮影の要望に最後まで応じ、多くのファンから感動の声が聞かれた。

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機内では通常通り、ドリンクサービスと機内食の提供が行われた。全クラスで飛行機を模ったホワイトチョコレートにブラッシュウイングのキャセイパシフィック航空のロゴが入ったカップケーキを特別デザートとして提供した。

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■成長支えた主力機材

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ボーイング747シリーズはボーイングが1970年代初頭から開発を進めた機材で、キャセイパシフィック航空は1978年2月にボーイング747-200型機を発注し、初号機は1979年2月に商用飛行を開始した。1989年に初のボーイング747-400型機を受領。コックピットが大幅に電子化され、機長と副操縦士の2名体制での運航を可能となり、航続距離が大幅に伸びたことから、ノンストップ便の路線網拡大に主力機材として大きく貢献。香港の経済発展を支えた。1990年にはロサンゼルス線、1998年にはニューヨーク線のノンストップ便の運航を開始した。閉鎖された啓徳空港を最後に出発し、現在の香港国際空港に最初に着陸した機材でもあり、利用した乗客数は約1億6,000万人、飛行距離は月と地球を約2,700往復相当に及んだ。

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