エイチ・アイ・エス、ミキグループの連結子会社化など提携強化検討

エイチ・アイ・エス(HIS)

エイチ・アイ・エスとGroup MIKI Holdings(ミキグループ)は、ミキグループの連結子会社化などを含めた協業提携関係の強化の検討を開始することに合意した。

両社は、日本人の海外渡航者数が減少しており、人口減少も予想される中でマーケットの動向は不透明であるとしているほか、インターネット販売のシェアが増加したことで、旅行代理店やランドオペレーターはオンライン旅行代理店や航空会社、ホテルなどのこれまでとは違う業界との競争に直面しているという。その中で中国での海外渡航自由化や東南アジアの経済成長に伴う旅行者の増加で仕入れが困難になってきており、多用なマーケットの獲得と送客絶対量を確保する上で提携強化が必要とした。

エイチ・アイ・エスは、譲受手続き中を含めてミキグループの発行済株式総数の46.67%を保有し、持分法適用会社となっている。2015年12月期の決算は、614万ユーロの当期純損失を計上している。

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