東武鉄道、松原団地駅を「獨協大学前＜草加松原＞」に来春改称　”東洋最大のマンモス団地”も当時の面影なく

東武鉄道は、東武スカイツリーラインの松原団地駅を、「獨協大学前＜草加松原＞」に2017年春に改称する。

松原団地駅は1962年に建設され、当時は”東洋最大のマンモス団地”と言われていた。1964年には獨協大学が開学し、現在は老朽化した松原団地を順次、「コンフォール松原」として建て替えを都市再生機構（UR）が行い、タワーマンションが多く建設。高層化によって余った土地には民間事業者もマンションを建設するなど、市街地の整備が進展している。また、2014年3月に旧日光街道の「草加松原」が国指定の名勝地“おくのほそ道の風景地”となったこと等から、草加商工会議所を中心に、「松原団地駅名変更協議会」が設立され、、草加市と同協議会の連名で、「松原団地」の駅名を「獨協大学前＜草加松原＞」に変更して欲しいとの要望が東武鉄道に提出されていた。

東武鉄道は獨協大学を駅名とすることで、地域のイメージアップを図れるほか、草加松原として観光地としてのPRにも繋がることから、駅名の改称を決めた。