韓国政府、釜山・金海国際空港に新国際線ターミナルと滑走路を建設 2026年完成目指す

韓国国土交通部

韓国政府は、韓国南部に建設を予定していた新空港建設案を白紙化し、釜山にある金海国際空港の拡張を行うことを決定した。

国土交通部ではフランス企業と共同で新空港の建設地などをゼロベースで検討。新空港を建設する場合、釜山沖と密陽の2ヶ所に候補地が絞られていた。結果として、新空港を建設するより、現在運用している金海国際空港のターミナル拡張、滑走路の増設、アクセスの改善を行うことが最良と判断した。

計画では、国際線ターミナルと滑走路1本を新設する。これにより、国際線は年間2,800万人、国内線は年間1,000万人の合計年間3,800万人の利用者に対応できるようになる。2021年にも着工し、2026年までに完成を予定する。

黄教安(ファン・ギョアン)首相は、迅速に事業を推進するよう、関係省庁に指示した。