宮古島が「マンゴー共和国」に 初代大統領は市長、専門家を島の駅に常時配置

mango

沖縄・宮古島全域で、6月19日から8月28日まで、マンゴー尽くしのイベント「マンゴー共和国」を開催する。6月19日には、「マンゴー共和国」建国式を「島の駅みやこ」で開催する。

 「マンゴー共和国」は、宮古島特産品のマンゴーのPRと全国区ブランド化を目指した宮古島あげてのイベントで、2015年よりスタート。生産者、販売店、飲食店など、宮古島マンゴーに携わる全ての人が一丸となって盛り上げる。

初代大統領に宮古島市長の下地敏彦氏が就任し、島を訪れる観光客を対象に、「島の駅みやこ」にある“入国管理事務所”でマンゴー共和国の入国ビザを発行。島中にある約30軒のマンゴー農園やマンゴーを使ったスイーツを提供するカフェやレストランなどを巡る企画のほか、マンゴーを原料に使った「マンゴースイーツグランプリ」なども開催する。

 「島の駅みやこ」では、マンゴー特設コーナーを昨年の2倍のスペースで展開すると共に、「マンゴーカフェ」をオープン。マンゴースムージー、マンゴーソフトクリームなどを販売のほか、「マンゴー共和国」開催期間中に限り、購入した生マンゴーをカフェに持ち込むと、カットや調理のサービスも行う。さらに、マンゴー専門家「マンゴーコンシェルジュ」を常時3名ほど配置するほか、マンゴースイーツでできたオブジェ「マンゴー城」も登場する。