ピーチ、経費精算の省力化でコンカーの「Concur Expense」を導入 生産性向上目指す

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ピーチは、コンカーの経費管理基盤である「Concur Expense」を本番稼働させた。

導入以前はグループウェアとワークフローツールとエクセルを組み合わせた独自の経費精算ツールを使用していたものの、ツール自体の老朽化や外勤社員や出張業務の増加により、経費処理に関する全体の作業量が増加したことから、外出先での経費精算を含めた利便性の高いソリューションが求められたことで、経費精算領域の省力化を目的として2015年12月に導入を決定し、2016年4月に本番稼働を開始。約800名の社員の経費精算業務を支援する。

これにより、従来は帰社後にPCで入力や申請が必要だったものを、モバイル経由で外出先でも可能とするほか、職種ごとに異なった承認フローを設定しガバナンスを強化するとともに、経理部門は紙ではなくモバイルで撮影された領収書画像のみで確認作業を行うようになり、生産性が向上した。経理部門では支出された経費の明細情報を分析し、予算管理の効率化や支出管理を行っている。来年度からは領収書原本保管義務撤廃の規制緩和のメリットを享受すべく対応準備を進めていく予定としている。