JR東海がアメリカ・テキサスに子会社開設 高速鉄道建設支援で

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JR東海は、アメリカ・テキサス州の高速鉄道プロジェクトの開発主体に対する技術支援の実施に向けた準備の一環として、5月にもテキサス州・ダラスに子会社を設立する。社名はHigh-Speed-Railway Technology Consulting Corporationで、略称はHTeC(エイチテック)。資本金は150万米ドルとなる。取締役社長には、JR東海のワシントン事務所副所長の加賀山慶一氏が就任する。

これは、2022年にも開業を予定しているヒューストン〜ダラス間の約385キロを90分で結ぶ「テキサス・セントラル・レイルウェイ」が、2017年にも着工する見込みであることから、技術支援に向けた準備のため。開業すれば、北アメリカで初の高速鉄道となる。事業主体は民間企業のTexas Central Partners。東海道・山陽新幹線で活躍するN700系の改良版を導入する計画で、日本からも事業投資を行う。

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